▼今回紹介する本についての詳細は、以下からご覧ください。
>>アシェット社「樹脂粘土で作るミニチュアフード」はどんな本?定期購読者の正直な感想
今回は・・・サンプルを見ただけでも美味しそう・・・!
と、ワクワクしていましたが、作って地獄を見た。
あまりにも時間がかかったので、同時並行で作った118号ルバーブパイと74号ケークサレが先に完成してしまいました。
フランボワーズのミルフィーユとは?
116号にはコラムが載っていました。詳細は実際に読んでみるといいと思います。
フランポワーズとは、キイチゴのこと。
ミルフィーユは、日本ではいちごを使うことが多く、ナポレオンパイと呼ばれたりしますね。
確か古い号にナポレオンパイの作り方ってあったような・・・。
名前の由来は、ナポレオンの被っていた帽子の形に似ているから、ナポレオンと言われたそうで。
似てい・・・る・・・?
もしナポレオンの帽子がミルフィーユになっているのを想像すると、ちょっと可愛いですね。
毎度のことながら、参考画像と書籍の内容は無関係です。これはいちごとその花が乗っているのかな?
日本ではミルクレープがミルフィーユと呼ばれることがありますが、海外で一般的なミルフィーユはこのようにパイ生地のケーキです。
ところで、ミルフィーユはどうやって食べるのが正解なんでしょうね?
いつもボロボロにこぼしていたのですが・・・。
作り方はどうだった? 116号編
まずはパイ生地づくりです。パイの色にした粘土を切って、質感をつけます。
薄い粘土をたくさん貼り付けていったら、パイ生地っぽくなっていきました。
次にベリーを作ります。
えーっと、丸玉を400個くらい作ります、と・・・
400個。
400個!!?
400個らしいです。
これ・・・もっと効率のいい作り方があったと思うよ・・・?
でもレシピに沿わなければ感想にならないので、やるっきゃない。
極小サイズなので、レシピの指示通りの大きさに作るのは非常に難しかったです。
上画像は検品中の様子。丸くないものやひび割れがあるもの、大きさが合わないものをとり除いています。
・・・ここまでしなくていいと思いますが、
せっかくだから綺麗に作りたいじゃない。
追加生産。そして検品。
足りないので追加。検品。
これを繰り返して、おおよそ1週間が経過しました
ようやくできた・・・という時には、目が疲れきってしょぼしょぼでした。
検品で弾いた玉も含めたら、1000個くらい作ったのかもしれません・・・(放心)
ようやく400個以上貯まった丸玉をフランポワーズの形にしましたが、なかなかくっつけるのも一苦労でした。
そもそも、綺麗な丸玉を作るのが結構難しいです。
不揃いの玉も何かに使えそうなので、サイズごとに分けて保存しておくことにしました。
これがチネり作業か・・・
ミリ単位の粘土をチネチネするのは、乾燥との戦いでもあります。
ミニチュア作家さんの器用さと根気強さは並大抵ではないですね。
着色しました。ここは意外と楽しかったです。
キイチゴっぽくなってきたよ!
長らく眠ってもらったパイ生地に粉糖を振ります。
そしてフランボワーズをパイ生地にくっつけました。
これはクリームを絞るやつです。コルネを作るのに慣れていないので、何度も作り直しました・・・。
付属品のクリームはかなり柔らかくて、まるで本物の生クリームみたいです。
ちなみに私・・・生クリームを使ったお菓子作りの経験はほぼありません
子供の頃に家族と作ったり体験学習をしたことはありますけど、自力でスポンジケーキを焼いたり生クリームで飾ったりした経験はないので・・・。
こうなりますよねぇぇーーーーーー!!
案の定。
もっと丸っこい形に絞るのが理想でしたが、どうしても丸くなりません。
立ったツノがたらんと垂れてます。
重ねて誤魔化したら終了です。
製作感想
- 完成までおおよそ2週間近く必要
- クリームを絞るのが難易度高い
- 粉糖の絵の具と粉の比率がわかりにくい
ダメ出しばかりですが、今回は仕方がない面もあります。
フランボワーズを型にとって量産できれば楽じゃないかな?
と思って、お湯まるを使って型をとってみることも試しましたが・・・。
サイズが小さいせいか、細かいつぶつぶが再現できないようです。
もし本格的に型をとるなら、ブルーミックスを使った方がいいのかもしれません。
私は使ったことはないですが、評価が良さそうなのはこれ。
もしくは市販のシリコンモールドを買うかですね。
型とりの方法は、もう少し試行錯誤してみます
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