▼今回紹介する本についての詳細は、以下からご覧ください。
>>アシェット社「樹皮粘土で作るミニチュアフード」はどんな本?定期購読者の正直な感想
アボカドは「森のバター」という別名があり、脂肪分が多い食べ物(19g/100g)とされています。
脂質量で言えば鶏肉(13g/100g)より多いです。*数字は国立研究開発法人 科学技術振興機構 食品詳細を参照
脂分を多く蓄える植物といえば、
- オリーブ(オレイン酸)
- ヤシ(ラウリン酸)
- ナタネ(エルシン酸)
- ヒマ(リシノール酸)
- ホホバ(ワックスエステル)
- 亜麻仁(α-リノール酸)
などがありますが、植物にはデンプンを蓄えるタイプと脂質を蓄えるタイプがいるので、アボカドもその類なのかもしれませんね。
ちなみにアボカドはオレイン酸とリノール酸を含む、
中南米原産の植物です
ホホバは食用というより美容成分として見かけますが、私はワックスエステルと聞くとバラムツ(魚)の方が先に浮かびます。 *お腹下すので食べるのはダメだよ
また、人の皮脂腺からもワックスエステルは分泌されていますね。
女の人がリンスーを使う由縁も、皮脂腺から分泌される油分では長い髪を保護しきれないので、それを補うためだとか。
・・・掘れば掘るほど楽しい脂質の役割。
でもこれ以上は話が脱線するのでやめよう!
アボカドエッグトーストとは?
アボカドエッグトーストの起源はオーストラリアのbillsという朝食レストランが提供したからと言われていますね。本当かどうかはわかりません。
世界中の芸能人が健康と美容のためにアボカドトーストを好んで食べるようですが、日本で知名度が高まったのは、モデルのローラさんがSNSで紹介したのがきっかけとされます。
作り方も簡単で、潰したアボカドを味付けして卵を落としてトーストすれば終了。
チーズを混ぜることもあるようです。
ああっ!これ絶対美味しいやつ!!
毎度のことながら参考画像は書籍の内容と関係ありません。
制作過程 134号編
まずはトーストから。型を作ってそれを参照に粘土から切り出します。
卵と黄身。
食パンに着色。質感つけやパン耳のところも忘れずに。
アボカドの果肉になるらしい粘土を作って着色。
その余った粘土でアボカドペーストを作って、卵と・・・合体!!
アボカドに色をつけて、果肉も貼り付けます。
さらに、卵がとろとろに見えるようにニスを塗ります。
さらにニスで胡椒をつくって、それも貼り付けます。
以前の号と胡椒の作り方が違いますね
個人的には、粘土で作ったものの方が使いやすいと感じました。
青のりに見えますけど胡椒です
付属の小物でディスプレイ。
まとめ
- おいしそう
- 胡椒が難易度高め
- おいしそう!!
「そういえばこの丸かったり四角かったりする取っ手付きの板はなんだろう・・・と思って調べてみました。
カッティングボードまたはサービングプレートという、まな板のように使えるお皿のことです。パンやチーズなどの硬いものを切るのに適しています。
そもそもヨーロッパにはまな板を使って野菜や肉を切る文化はない
・・・え!?そうなの!?まな板がないの!?
カルチャーショック。青天の霹靂。
テレビではみたことあるから、全ての家庭で使わないってわけではないと思いますが・・・。
食べ物の文化は知れば知るほど面白いですね。
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