お金嫌いだけどFP2級の勉強をしている独楽です。
勉強方法を解説、というほどではないですが、ノートの整理をするように、今まで勉強したことをまとめていきたいと思います。
ところで、「お前FP3級持ってるの?」と聞かれると、持ってないです。
どうやっていきなり2級を取るのかというと、私は通信教育で学んでいるので独学とか無理だからその過程で3級を飛ばすことができるのです。
詳細はまた別の機会に・・・
正直、今の状態で2級取ろうとか無謀だと思っています。自覚しています。
FP3級だって受かるかわからないよ!?
・・・さて。
ぺらぺらと過去問題集の出題傾向を見ると、どうやらほぼ絶対出題される問題というのがあるようです。
ちなみにFP協会は過去3年分の過去を公開していますので、ご参考までに。
ネットのあちこちでも「出題される」と言われるのが、キャッシュフロー表、6つの係数、個人バランスシートです。
実技試験でも出てきます。
そりゃあ・・・絶対出るよね。
知らないとFPとして仕事できないってことだよね。たぶん。
今回はキャッシュフロー表についての解説を自分なりにまとめてみました。
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キャッシュフロー表ってなに?
ライフプランにおける金銭面を具体化することをマネープランニングといい、それを表にしたものをキャッシュフロー表といいます。毎月の収支を見るだけの家計簿に対して、キャッシュフロー表は生涯のお金の流れをチェックするものです。
日本FP協会「若手社会人のマネー&ライフプランお役立ちハンドブック!」
日時単位ならレシート、月単位なら家計簿、年単位ならキャッシュフロー表。
という解釈であっているのかわかりませんが、お金の流れ=キャッシュフローを描いた、規模の大きい記録ということですね。
記録というよりはお金に関する人生の未来予想であり、たびたび見直す必要があるので計画書の側面が強いようです。
具体的になにを書くの?
キャッシュフロー表はライフイベント表と合体させて記載するようですが、具体的には以下の項目を書きます。
ライフイベント表 |
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現在の西暦か年号 |
経過年数 |
家族それぞれの満年齢 |
ライフイベント(その年に起こる大きな収支イベント) |
その他備考(目標設定など) |
キャッシュフロー表 | |
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家族それぞれの収入※ | |
年間の支出 | 変動率 |
年間収支 | 変動率 |
貯金残高 | 運用率 |
※収入は可処分所得、つまり社会保険料や税金を差し引いた手取り金を記載します。
FP協会がコラムで公開しているサンプルは簡略化されているものなので、
変動率と運用率の項目がないようです。
変動率とは?
変動率というのは、1年ごとに起こる収支の変動の割合です。
例えばインフレ・デフレによる物価の変化、学年が上がることによる学費の支払い額の上昇、昇給といったものをそれぞれの項目にパーセンテージで書いて、それを元に計算をしてキャッシュフロー表を埋めていきます。
「変動率ってどうやって決めるの?」
と思って調べましたが、特にこれといったFP共通の基準はないようで・・・。
だいたいは1.0%、家庭の状況によって0.5%~2.0%の変動率に設定するみたい?
住宅ローンなど、毎年同じ金額を支払うものは、変動率0.0%です。
【計算式】 各年・各項目の収入や支出=基準年(最初の年)の金額×(1+変動率)経過年数
運用率とは?
運用率というのは、金利がどう変化するかというものです。
銀行に預けたお金はだいたい、
年間0.05%~0.1%くらいの預金利率ですよね。
貯金残高も、運用率を含めた計算をして求めます。
【計算式】 貯金残高=前年度の金額×(1+運用率)+年間収支
まとめ
- キャッシュフロー表は年単位でお金の流れを計画・記録する表である
- 収支は基準年の金額に1+変動率の累乗をかけたもの
- 貯金残高は前年度の金額に1+運用率をかけて、当年の年間収支を足したもの
ここでまとめなくても、たぶんどこの参考書にも書いてあることだと思いますが・・・。
計算や表を見て「ウヘェ」ってなる私みたいな人は、一度ノートにまとめてみると頭が整理できていいと思います。
この記事も勉強メモなので、
プロフェッショナルの説明ではないことをご留意ください。
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