「樹皮粘土で作るミニチュアフード」とは?
アシェット・コレクションズ・ジャパンが刊行しているパートワーク(分冊百科)です。
→アシェット・コレクションズ・ジャパン公式HP
およそ隔週ごとに新刊が出て、本屋さんではホビー系の雑誌エリアあたりによく並んでいますね。
毎号ごとに絵の具や粘土といった制作に使える付属品と解説冊子がついています。
ミニチュアフード以外も買ったことがあります。→漫画の達人 とか
漫画の達人(絶版)は途中までしか買いませんでしたが、内容が充実していて、毎回買うのを楽しみにしていました。
分冊百科は買うのが大変なことを除けば趣味がさらに楽しめますし、勉強になります。
なので、個人的にはここの出版物が好きですし、信頼しています
「樹皮粘土で作るミニチュアフード」は1号から120号まで刊行される予定でしたが、現在は160巻まで延長となりました。
価格は創刊号が299円(税込)、それ以降の巻は一冊1,018円(税込)です。
定期購読はどんな感じ?
利点はもちろん、確実に家に届くことです。
定期購読をしない場合は書店に足を運ばないといけないので、買う手間と探す手間がかかります。
あと非常にまれなパターンですが、買い遅れると手に入らないことがあります。
売り切れることは滅多にないと思いますし、どうしても見つからなかったらバックナンバーを注文するという手はありますが・・・
漫画の達人はたしか30巻(デジタル漫画の描き方が初めて解説された時)がものすごい人気で、書店で手に入らず、バックナンバーも在庫切れで買うのを諦めました。
普段は買えても、内容の需要によっては入手困難になります。
なので、定期購読の方が安心感はあると思いますね。
絶対に欠番を出したくない人は定期購読をしてもいいと思います。
値段も書店で買う時とほぼ変わらないですし、解約も公式ページのフォームからできるそうです。
定期購読をすると、だいたい2ヶ月ごとに青いパッキングのものが家に届きます。
中身は冊子4冊、製作キットが入った箱、振り込み用紙が入っています。
振り込み用紙は処分してしまい、画像にはありません。
(当方はクレジットカード払いなので使いません)
箱の中身は仕切られていて、真ん中に4冊分の小道具が入っています。
粘土はグレイスだそうです。必ず一つ以上入っています。
その他に絵の具やベビーパウダー、飾りパーツなどが入っています。
グレイスは樹皮風粘土じゃない・・・?
と思ったけど、気にしないことにした。
ねんど 樹脂粘土 樹脂風粘土 グレイス 【日清アソシエイツ】 価格:888円 |
冊子を読んだ感想
思ったのとは違った。
ミニチュアフードの作り方以外にコラムがついているのですが、内容が薄いですし、コラムがない時もあります。クロワッサンの回なら、クロワッサンの歴史や種類の解説が書いてある感じです。
正直、この点はがっかりでした。アシェットコレクション社が作る解説はマニアックでしっかりしているイメージだったので、レシピだけ載せて、コラムがついていない時があるのはちょっとなあと。
ファンだからこそ言わせてもらう。期待外れだ
ちなみにレシピは「○ミリの粘土を丸めてください」というように具体的な数字が書かれているので、結構しっかりしています。
レシピはなるほどと思える点もありますし、アクセサリーにする方法も紹介されています。
コラムが目的でなければ良い参考書になると思いますよ
買い続けた感想は?
私は創刊号から全部持っていて、もちろん定期購読の特典ももらっています。
プレミアム会員ではなく一般会員なので、ディスプレイだけ持っていない状態です。
1〜129巻で計算すると、総計130,603円支払っていますね。
分冊百科なので、全巻揃えようとするとどうしてもお金はかかります。
20巻買うだけで一般的な参考書の分厚さを超えます。
「樹皮粘土で作るミニチュアフード」はそこまででもなかったですが、
基本的にはマニアックな解説を載せている雑誌ですからね。
制作に使う道具も質は悪くないので、最初は魅力的に見えるかもしれません。
でも次第に「またこれか」みたいな気分になるので、付属品目的の購入はだんだんとマンネリ化します。
結局は読みたいかどうかが買い続ける決め手です。
私の現状とこれからのこと
創刊号を予約した頃は仕事が忙しかったので、買ったはいいものの、冊子を読むだけ読んで、ほとんど作りませんでした。
粘土はカピカピになりますし、製作キットは溜まる一方です。
どんどん粘土をダメにして、もったいない・・・
次から次へと新刊が出るので、作り続けるのは大変だと思います。
付属品が蓄積していくことで、買い損を感じる人もいるかもしれません。
作りたいけど作れなかったジレンマ。
私はここ(ブログ)で発散します
・・・というわけで、これからは制作消化して行く様子も記事として紹介していきたいと思います。
粘土がまだ使えるものから作っていきますので、順不同で紹介していくことはご留意ください。
「樹皮粘土で作るミニチュアフード」の感想まとめ
- 内容はコラムが薄く、レシピはしっかりしている。
- 定期購読のメリットは買う手間と探す手間が省けて、もし入手できなかった時の残念さが回避できる。
- 分冊百科なので、買えば買うほどお金がかかる。
- 新刊が次々に出るので、作れないと付属品が溜まっていく。買い続けるのが大変。
- 付属品目的の購入はマンネリ化するが、買い続けるかどうかは冊子を読みたいかどうかによる。
ちなみにもう定期購読の申し込みはできません。
過去の巻号は中古で探すか、バックナンバーを申し込むかする必要があります。
バックナンバーは→お客様サービスセンターに問い合わせるか、
→アシェット・コレクションズ・ジャパンの通販から直接買うこともできます。
通販で見つからなくても、問い合わせればワンチャンあるかも?
ネットのレビューを見る限り購入に不満を持つ人も多いようですが、アシェット・コレクションズ・ジャパンの分冊百科はどれも、好きを追求したいオタク向けの雑誌だと思います。
漫画の達人は内容が充実していましたし、他にも通貨、時計、戦車、ブルートレイン、昔のドラマやアニメ、ディズニーシリーズ、刺し子、レザークラフトなど、様々なシリーズがあります。
賛否両論あるようですが、個人的には超マニアック向けという印象なので、
興味があるものは買って読んでみてもいいかもしれません。
コメント
樹皮ではなく樹脂ではないでしょうか?
かじる様
粘土が木の皮でできている、なんてエコロジカル。
いいえ、違いますよね、脂ですよね・・・。
永久に間違え続けるところでした。誤字報告ありがとうございます。